AdSenseを使った広告の作成や収益の確認などの基本操作を初心者の方向けに徹底解説

Google AdSense は自分が運営しているブログや Web サイトに広告を掲載し収益を得ることができるサービスです。広告はブログの記事の内容や、ブログを閲覧している人の興味関心に基づいて自動で配信されます。この記事では Google AdSense のアカウントを取得したばかりの方を対象に、 AdSense の管理画面で新しい広告を作成したり、発生した収益に関するレポートを閲覧したりといった基本操作について分かりやすいく解説します。

(2021 年 05 月 24 日公開 / 2021 年 05 月 24 日更新)

AdSenseへのログインとログアウト

AdSense で新しい広告を作成したり掲載した広告の収益を確認するには AdSense の管理画面にログインする必要があります。ここでは AdSense にログインする方法、およびログアウトする方法について解説します。

AdSenseにログインする

AdSense の管理画面にログインするにはブラウザから次の URL へアクセスしてください。

https://www.google.com/adsense

AdSenseへのログインとログアウト(1)

画面右上に表示されている「ログイン」をクリックしてください。

AdSenseへのログインとログアウト(2)

Google アカウントのログイン画面が表示されます。 AdSense アカウントを取得した時に使用した Google アカウントでログインしてください。

AdSenseへのログインとログアウト(3)

ログインが完了すると AdSense の管理画面が表示されます。

AdSenseへのログインとログアウト(4)

AdSense で使用する広告を作成したり、発生した収益を確認するにはこの管理画面から行います。

AdSenseからログアウトする

AdSense の管理画面で広告の作成やレポートの参照などの作業が終わったら管理画面からログアウトしておきます。 AdSense の管理画面からログアウトするには画面右上に表示されているプロフィール写真をクリックし、表示された画面の中の「ログアウト」をクリックしてください。

AdSenseへのログインとログアウト(5)

AdSense からのログアウトが完了します。

AdSenseへのログインとログアウト(6)

AdSenseの広告が表示されるまでの流れ

AdSense を使って広告収入を得るには AdSense の管理画面で広告を作成し、表示された広告コードを自分が運営しているブログや Web サイトに貼り付ける必要があります。広告コードが含まれるブログの記事を利用者が閲覧すると記事の中の広告コードが貼り付けられた位置に広告が表示されます。具体的な手順はあとで解説しますが、簡単に AdSense の広告がブログなどに表示されるまでの流れをみておきます。

最初に AdSenes の管理画面で広告を作成し広告コードを取得します。

AdSenseの広告が表示されるまでの流れ(1)

取得した広告コードをブログや Web サイトに貼り付けます。例えば WordPress で作成したブログのフッターに広告を表示する場合は、カスタム HTML ブロックを追加して、ブロックの中に先ほど取得した広告コードを貼り付けます。

AdSenseの広告が表示されるまでの流れ(2)

Web サイトなどで HTML ページを直接編集している場合などは、 HTML ページの任意の場所に広告コードを直接貼り付けます。

AdSenseの広告が表示されるまでの流れ(3)

他の利用者が広告コードが含まれるブログの記事や Web ページをブラウザで表示すると、広告コードが貼り付けられた位置に広告が表示されます。

AdSenseの広告が表示されるまでの流れ(4)

AdSense の広告が自分の運営しているブログや Web サイトに表示されるまでの流れは以上となります。

1ページに掲載できる広告の数と広告コードの共有

AdSense では 1 つの記事に複数の広告を同時に表示させることができます。 1 ページに同時に掲載できる広告の数は以前は個数が決まっていましたが 2021 年 5 月現在では明確な制限はなくなりました。

ただし「広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くならないようにします」というルールがあり、過度な広告の配置はポリシー違反となり広告の配信が停止される場合があります。詳しくは下記を参照されてください。

価値の高い広告枠

※ 広告の数に限らず AdSense には色々な禁止事項が AdSense ポリシーとして提示されています。ポリシー違反は広告配信の停止や AdSense アカウントの削除といったことになる可能性がありますので必ず違反しないように気を付けてください。

1 ページの中に複数の広告を掲載する場合、あらかじめ複数の広告を作成しておき、記事内の別々の場所にそれぞれの広告コードを貼り付けてください。

1ページに掲載できる広告の数と広告コードの共有(1)

またブログなどでは記事は 1 つだけではなく複数の記事が公開されます。 AdSense の広告も複数の記事で表示することになりますが、異なるページ毎に異なる広告を作成する必要はありません。ページは異なっても例えばサイドバーには縦長の広告、記事下には長方形の広告など同じ位置に表示する広告は同じサイズの広告を掲載するのが一般的です。同じ位置で同じ形状の広告を掲載数る場合は、同じ広告コードを複数のページで共有して使用することができます。

1ページに掲載できる広告の数と広告コードの共有(2)

もちろん一つ一つ別々の広告を作成しても構いません。別々の広告を作成することで、記事単位で収益を確認することが容易になりますが、記事を作成するたびに広告を作成するのは手間がかかります。また同じ広告コードを複数のページで共有していても、 AdSense と Analytics を連携することでページ単位の収益を調べることができます。

[参考] AdSenseとAnalyticsを連携する手順を解説

AdSenseで利用できる広告の種類

AdSense では大きく分けて 2 種類の広告があります。自分で指定した位置に広告を掲載するための広告と、掲載する位置や数、形状まで含めて AdSense に任せてしまう広告です。それぞれの広告について簡単にご紹介します。

広告ユニットを作成する

ブログや Web サイトのどの位置にどんなサイズの広告を掲載するのかを自分で決める場合、必要な数の広告を作成します。広告を作成すると広告コードが作成されますので、広告コードをブログや Web サイトの広告を掲載したい位置に貼り付けます。この手動で作成する広告のことを広告ユニットと呼びます。

例えばブログの記事下とサイドバーにそれぞれ広告を掲載する場合、記事下用の広告として広告ユニットを 1 つ作成し、サイドバー用の広告として広告ユニットを 1 つ作成します。

AdSenseで利用できる広告の種類(1)

広告ユニットにもいくつか種類があり、目的に合わせて使い分けます。選択可能な広告は次の通りです。

・ディスプレイ広告
どの位置でも表示できる一般的な広告です。バナー広告やテキスト広告などが表示されます

・インフィード広告
記事一覧の間に違和感なく広告を表示する場合に適した広告です

・記事内広告
記事本文の中で広告を表示する場合に適した広告です

・関連コンテンツ
同じブログや Web サイト内の関連するコンテンツを紹介すると同時に、広告を表示できる広告です

・検索エンジン
サイト内検索を行う検索ボックスを表示します。検索結果の画面で広告が表示されます

AdSenseで利用できる広告の種類(2)

以前はリンク広告がありましたが 2021 年 3 月でリンク広告は廃止となりました。また関連コンテンツは AdSense のアカウント開始直後は利用できず、ご自分の運営しているブログや Web サイトへある程度のトラフィック量があり十分なページ数がある場合に利用可能となります。

インフィード広告と記事内広告、関連コンテンツはネィティブ広告と呼ばれる広告です。こちらはまた別の機会に使い方を解説します。このページでは最も一般的なディスプレイ広告の作成方法などについてこのあとで解説します。

自動広告を利用する

自動広告はページ内で表示する広告の位置やサイズ、個数を AdSense に任せてしまう広告です。例えばページ内に次のようなコンテンツが含まれるページで考えてみます。

AdSenseで利用できる広告の種類(3)

このページで自動広告を有効にするとページ内のコンテンツの量や配置を AdSense が解析し、適切と思える場所へ適切な数の広告を自動で表示します。

AdSenseで利用できる広告の種類(4)

自動広告は広告ユニットとの併用が可能です。必ず広告を掲載したい場所には広告ユニットを作成して設置しておき、さらに自動広告を有効にすることで広告ユニットによる広告を考慮したうえでさらに最適な場所と思われる箇所へ自動で広告を表示します。

AdSenseで利用できる広告の種類(5)

自動広告を利用するには 2 つ方法があります。 1 つ目はページに表示する広告をすべて自動広告に任せる場合です。この場合は自動広告用の広告コードを取得した上で ヘッダー(<head></head> タグの間)部分にコードを設置します。

もう 1 つは自動広告と広告ユニットの両方を利用する場合です。この場合のように広告ユニット用のコードが既にページに設置されている場合は別途自動広告用のコードを設置する必要はありません。 AdSenseの管理画面で対象のサイトで自動広告の利用をオンにするだけで自動広告が利用されます。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得

広告ユニットの一つであるディスプレイ広告を作成する手順について解説します。 AdSense の管理画面で、画面左側に表示されている「広告」メニューをクリックしてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(1)

広告の設定画面が表示されます。画面上部の「広告ユニットごと」タブをクリックしてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(2)

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(3)

広告ユニットの作成と管理の画面が表示されます。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(4)

今回はディスプレイ広告を作成しますので、画面上部に表示されている「ディスプレイ広告」をクリックしてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(5)

ディスプレイ広告の作成画面が表示されます。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(6)

最初の作成する広告ユニットの名前を入力してください。名前は任意ですが 広告を設置するサイト名や場所、サイズなどの情報を組み合わせた名前にするとあとで分かりやすいかと思います。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(7)

続いて広告のサイズを指定します。広告のサイズは大きさを固定するかレスポンシブにするかを選択します。デフォルトではレスポンシブになっています。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(8)

レスポンシブを選択した場合は、広告が表示される場所のサイズや画面サイズに応じて広告のサイズが自動で切り替わります。 PC 向けとスマホ向けでレスポンシブを使ってブログや Web サイトが表示されるようにしている場合は、広告ユニットもレスポンシブにしておくことでページが表示されたデバイスに合わせて最適なサイズで広告が表示されるので便利です。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(9)

広告のサイズを固定にする場合は、画面右上のレスポンシブと表示されている右にある下矢印をクリックしてください。そのあとで「固定サイズ」をクリックしてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(10)

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(11)

広告のサイズを幅と高さで指定できる画面が表示されます。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(12)

幅と高さは任意のサイズを指定できますが、次のルールがあります。(最新の情報は公式ヘルプの「固定サイズのディスプレイ広告ユニットのガイドライン - AdSense ヘルプ」を参照されてください)。

・450 ピクセルを超えてよいのは高さか幅のどちらか一方のみ
・最小幅は 120 ピクセル
・最小高さは 50 ピクセル
・高さと幅のどちらも 1,200 ピクセルまで

よく使用される広告サイズは次のようなものがあります。

モバイル環境で表示される広告:
300x250
320x50
320x100
250x250
200x200

PC環境で表示される広告:
300x250
336x280
728x90
970x90
468x60
300x600
160x600
250x250
200x200

今回はサイズとしてレスポンシブを選択しました。広告ユニットの名前の設定とサイズがの選択が完了したら画面右下に表示されている「作成」をクリックしてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(13)

広告ユニットが作成され、作成した広告の広告コードが画面に表示されました。この広告コードをコピーして、ご自身のブログや Web サイトの広告を表示したい箇所に貼り付けてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(14)

作成した広告ユニットは「既存の広告ユニット」のブロックに表示されます。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(15)

作成済みの広告ユニットのコードをあとから改めて参照した場合は、既存の広告ユニットの一覧に表示されている広告ユニットの中から対象の広告ユニットの右側に表示されている「コードを取得」アイコンをクリックしてください。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(16)

広告ユニットの広告コードが表示されます。

ディスプレイ広告の作成と広告コードの取得(17)

自動広告の広告コードの取得と有効化

自動広告を利用する方法について解説します。 AdSense の管理画面で、画面左側に表示されている「広告」メニューをクリックしてください。

自動広告の広告コードの取得と有効化(1)

広告の設定画面が表示されます。デフォルトで「サイトごと」タブが表示されていると思いますが、別のタブが表示されていた場合は画面上部の「サイトごと」タブをクリックしてください。自動広告に関する画面が表示されます。

自動広告の広告コードの取得と有効化(2)

自動広告用のコードの取得

先にご説明した通り広告ユニットと自動広告を併用する場合は自動広告用のコードを別途使用する必要はありません。ページで表示する広告が自動広告だけの場合には自動広告用のコードを取得し、自動広告を利用するすべてのページに貼り付ける必要があります。自動広告用のコードを取得するには次の箇所にある「コードを取得」をクリックしてください。

自動広告の広告コードの取得と有効化(3)

自動広告用の広告コードが表示されます。

自動広告の広告コードの取得と有効化(4)

自動広告用の広告コードを、自動広告を利用するすべてのページの <head> と </head> タグの間に貼り付けてください。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>

<script data-ad-client="ca-pub-0000000000000000" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>

<title>ページのタイトル</title>
</head>

サイト毎に自動広告を有効にするかどうかの設定

次にサイト毎に自動広告を有効にするかどうかを設定します。自動広告の設定を行う画面の下部に AdSense に追加されているサイトの一覧と現在自動広告が有効になっているかどうかが表示されています。

自動広告の広告コードの取得と有効化(5)

自動広告の有効と無効を切り替えるには、変更を行いたいサイトの右側に表示されている鉛筆アイコンをクリックしてください。

自動広告の広告コードの取得と有効化(6)

対象のサイトの自動広告に関する設定画面が表示されます。

自動広告の広告コードの取得と有効化(7)

現在自動広告が有効となっています。無効を有効に切り替えるには、画面右上に表示されている「自動広告」の右にあるスイッチをクリックしてください。自動広告の有効と無効がクリックするたびに切り替わります。

自動広告の広告コードの取得と有効化(8)

自動広告が有効になると、対象のサイトのどの位置に広告が表示されるのかのプレビューが画面中央に表示されます。今回は行いませんがこの画面で自動広告に関する細かいカスタマイズを行うことができます。設定が終わりましたら画面右下の「サイトに適用」をクリックしてください。

リダイレクトを設定する(9)

対象のサイトで自動広告を有効にするかどうかの設定が完了しました。なお設定を変更した場合、変更内容が反映されるまで少し時間がかかることがあります。

レポートで広告の表示回数や収益を確認する

AdSense で発生した収益を確認するにはレポートを表示します。 AdSense の管理画面で、画面左側に表示されている「レポート」メニューをクリックしてください。

レポートで広告の表示回数や収益を確認する(1)

レポート画面が表示されます。

レポートで広告の表示回数や収益を確認する(2)

最初に表示されるのはアカウント全体の日別のレポートです。推定収益額や広告が表示されたページのページビュー、広告のクリック数などを日別で確認することができます。

レポートで広告の表示回数や収益を確認する(3)

レポートはあらかじめ色々な種類が用意されています。閲覧したいレポートの種類をクリックしてください。

レポートで広告の表示回数や収益を確認する(4)

例えば複数のサイトに広告を掲載している場合、サイト別の収益を確認する場合は「サイト」レポートを表示してください。

レポートで広告の表示回数や収益を確認する(5)

他にも広告のサイズ別や広告の入札単価別のレポートなど色々なレポートが用意されています。収益改善のヒントになることもあるので、たまには色々なレポートを眺めてみてください。

なおレポートで表示される AdSense の収益は推定収益額です。収益確定時にはレポートで表示された推定収益額と差が発生する場合がありますのでご注意ください。

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Google AdSense のアカウントを取得したばかりの方を対象に、 AdSense の管理画面で新しい広告を作成したり、発生した収益に関するレポートを閲覧したりといった基本操作について分かりやすいく解説しました。

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( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

初心者~中級者の方を対象としたプログラミング方法や開発環境の構築の解説を行うサイトの運営を行っています。