コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する

コマンドプロンプトを特定のディレクトリから利用することが多い場合、起動時のディレクトリを設定することができます。ここでは Windows11 の環境でコマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する手順について解説します。

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コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する

コマンドプロンプトを起動し、そのあとで画面右上に表示されている下矢印をクリックしてください。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(1)

表示されたメニューの中から「設定」をクリックしてください。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(2)

画面左側の一覧の中から「コマンドプロンプト」をクリックしてください。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(3)

コマンドプロンプトに関する設定画面が表示されます。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(4)

デフォルトでは「%USERPROFILE%」が設定されており、コマンドプロンプトを起動すると「C:\USER\(アカウント名)」ディレクトリから開始されます。起動時の開始ディレクトリを変更する場合は、「開始ディレクトリ」をクリックしてください。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(5)

直接ディレクトリ名を入力するか、または「参照」をクリックして設定するディレクトリを選択してください。今回は「参照」ヲクリックしたあと、開始ディレクトリに設定するディレクトリを選択したあとで「フォルダーの選択」をクリックしました。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(6)

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(7)

開始ディレクトリの設定が終わりましたら「保存」をクリックしてください。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(8)

これでコマンドプロンプトの起動時に、デフォルトディレクトリが先ほど設定したディレクトリに変更されました。新しくコマンドプロンプトを起動すると、先ほど設定したディレクトリから開始されているのが確認できます。

コマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する(9)

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Windows11 の環境でコマンドプロンプトを起動した時の開始ディレクトリを変更する手順について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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