キーが押されるまで処理を一時停止(PAUSE)

PAUSE コマンドを使用するとバッチファイルの処理を一時停止して、何かキーが押されるのを待つことができます。ここではバッチファイルの中で使用する PAUSE コマンドの使い方について解説します。

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PAUSEコマンドの使い方

PAUSE コマンドを使用するとバッチ処理の実行を一時停止することができます。書式は次の通りです。

PAUSE

何かキーが押されると処理を再開します。

処理を一時停止する

テストを行うために次のような簡単なバッチファイル pausetest.bat を c:\test に作成しました。

cd c:\test
pause
dir

バッチファイルを実行すると上から順にコマンドが実行されていきますが、PAUSE コマンドが実行されると処理が一時停止します。それでは実際にバッチファイルを実行してみます。

処理を一時停止する(1)

PAUSE コマンドが実行されると「続行するには何かキーを押してください . . .」と表示されて処理が一時停止します。ここで何かキーを押すと停止していた処理が再開して PAUSE コマンドの次のコマンドから実行されていきます。

処理を一時停止する(2)

実際の利用方法としては、例えばユーザー側で何らかの準備をしてもらい、準備ができたら何かキーを押して処理を再開するようなケースが考えられます。

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PAUSE コマンドを使って処理を一時停止する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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