Gooleトレンドを使って指定したキーワードの検索回数の推移を調べる

Google トレンドは指定したキーワードの検索回数の増減を知ることができるサービスです。複数のキーワードを指定して検索された回数を比較したり、地域などの条件を設定することもできます。この記事では Google トレンドを使って指定したキーワードの検索回数の推移を調べるなど基本的な使い方に関して解説します。

※ Google トレンドを使って検索回数が急上昇したキーワードを調べる場合は「Gooleトレンドを使って検索回数が急上昇したキーワードを調べる」を参照されてください。

(2021 年 04 月 24 日公開 / 2021 年 04 月 24 日更新)

Googleトレンドで調べることができる情報について

Google トレンドでキーワードを検索することで、検索数の推移や地域別の人気度、関連トピックの情報など様々な情報を得ることができます。ここでは Google トレンドを使って指定したキーワードの検索数の推移を調べる方法や、それ以外にどのような情報を取得できるのかについて解説します。

Google トレンドを利用するには次の URL へアクセスして下さい。

https://trends.google.co.jp/trends/

Googleトレンドで調べることができる情報について(1)

画面左上に表示されているメニューアイコンをクリックするとメニューの一覧が表示されます。

Googleトレンドで調べることができる情報について(2)

Googleトレンドで調べることができる情報について(3)

キーワードの検索数の推移を調べるにはメニュー一覧の中から「調べる」をクリックしてください。

Googleトレンドで調べることができる情報について(4)

「調べる」画面が表示されます。

Googleトレンドで調べることができる情報について(5)

検索数の推移を調べたいキーワードを左上の「検索キーワードを追加」と書かれたテキストボックスに入力してください。今回は「JavaScript」と入力してみました。

Googleトレンドで調べることができる情報について(6)

Googleトレンドで調べることができる情報について(7)

キーワードを入力したあとそのまま Enter キーを押せば、入力したキーワードを「検索キーワード」として Google トレンドのデータを表示します。

Googleトレンドで調べることができる情報について(8)

一番上に表示されているのが「人気度の動向」です。指定したキーワードの検索数の推移についてのグラフが表示されます。(グラフの見方についてはこのあとの「Googleトレンドで表示されるグラフの見方」で説明します)。

Googleトレンドで調べることができる情報について(9)

その下に表示されているのが「地域別のインタレスト」です。指定したキーワードの検索回数のボリュームが多い地域を順番に表示しています。

Googleトレンドで調べることができる情報について(10)

その下に表示されているのが「関連トピック」です。関連トピックとは指定したキーワードと同じ概念で使用される用語をグループ化したものです。すべての言語の用語が対象となります。関連トピックでは「注目」と「人気」でデータを見ることができ、「注目」の場合は最後の期間からの検索頻度の増加が最も大きい関連トピックを表示し、「人気」の場合は検索回数のボリュームが多い順に関連トピックを表示します。

Googleトレンドで調べることができる情報について(11)

その右に表示されているのが「関連キーワード」です。関連キーワードとは、今回指定したキーワードで検索した人が、他にどんなキーワードで検索しているのか表したものです。関連キーワードでは「注目」と「人気」でデータを見ることができ、「注目」の場合は最後の期間からの検索頻度の増加が最も大きい関連キーワードを表示し、「人気」の場合は検索回数のボリュームが多い順に関連キーワードを表示します。

Googleトレンドで調べることができる情報について(12)

このように Google トレンドでキーワードを調べることで色々な情報を取得することができます。

Googleトレンドで表示されるグラフの見方

Google トレンドでは指定した検索キーワードの検索数の推移をグラフ見ることができますが、グラフは検索された回数の絶対数ではなく、グラフの対象となる期間における相対的な検索数の推移が表示されます。

表示されるグラフの縦軸の単位はパーセンテージです。そして対象のデータの中で一番検索数が多いデータを 100% とし、それ以外のデータは (データ)÷(一番多いデータ) としてパーセンテージを計算してグラフにしています。

具体的な例で見てみます。 1 月から 6 月のある検索キーワードの検索回数が次のようなものだった場合、 3 月の検索回数が一番多いのでこの値が基準値となります。各月の (検索回数)÷基準値 を相対値として計算し、相対値をグラフにして表示します。

Googleトレンドで表示されるグラフの見方(1)

Google トレンドの対象となる期間を変更すれば基準となる値も変更されてグラフも変更されます。

Googleトレンドで表示されるグラフの見方(2)

注意点として Google トレンドのグラフで分かるのはあくまでも同じ検索キーワードの検索された回数の推移だけが分かるという点です。例えば検索回数がほとんどない検索キーワードであっても、増減の割合が似ていれば先ほどとほとんど同じようなグラフが表示されます。

Googleトレンドで表示されるグラフの見方(3)

検索キーワードの検索回数の絶対数が多いのかどうかは Google トレンドでは分かりません。(複数のキーワードを指定して比較することはできます)。

複数のキーワードの検索回数を比較する

Google トレンドでは単独のキーワードについて調べるだけでなく、複数のキーワードを指定して検索回数の比較を行うことができます。例えば「JavaScript」について調べた画面からキーワードを追加してみます。画面右側に表示されている「+ 比較」の部分をクリックしてください。

複数のキーワードの検索回数を比較する(1)

比較する検索キーワードを入力します。今回は「PHP」と入力しました。

複数のキーワードの検索回数を比較する(2)

Enter キーを押すと追加したキーワードとの比較したグラフが表示されます。

複数のキーワードの検索回数を比較する(3)

同じ手順でキーワードを追加していくことができます。キーワードの比較は最大 5 つまで行うことができます。

複数のキーワードの検索回数を比較する(4)

「人気度の動向」のグラフでは複数のキーワードのデータの中で一番検索数が多いデータを 100% として、それ以外のデータは (データ)÷(一番多いデータ) としてパーセンテージを計算してグラフにしています。その為、キーワードの具体的な検索回数は分からないのは同じですが、複数のキーワードで検索回数の比率(キーワード A はキーワード B の 1.6 倍の検索数がある、など)は知ることができます。

グラフにマウスを合わせることで、マウスの位置の期間のそれぞれのキーワードの検索数(単位は回数ではなくパーセンテージです)を確認できます。

複数のキーワードの検索回数を比較する(5)

複数のキーワードを比較した場合、「地域で比較した内訳」では地域ごとに複数のキーワードの検索回数の比率を計算し、指定したキーワードの比率が高い地域から順番に表示しています。分かりにくいですが、地域の比較はあくまで同じ地域内のでキーワード毎の比率のパーセンテージなので、検索回数の絶対値が多いわけではない点に注意してください。

複数のキーワードの検索回数を比較する(6)

他のキーワードの比率が高い地域を順番に表示することもできます。下記では地域ごとに「Python」の比率を計算し、その比率が高い地域から順番に表示しています。

複数のキーワードの検索回数を比較する(7)

複数のキーワードの検索回数を比較する(8)

検索条件を変更する(地域、期間、検索の種類)

Google トレンドでは地域や期間、カテゴリなど検索の条件を変更してデータを取得することができます。

地域を設定する

最初に地域です。対象の地域はデフォルトでは「すべての国」のデータが対象となっています。特定の国のデータを取得するには次のところにあるドロップダウンメニューで国を選択してください。

検索条件を変更する(1)

検索条件を変更する(2)

今回は「日本」を選択したので日本での検索回数を元にしたデータを取得しました。

検索条件を変更する(3)

地域を指定した場合には「地域別のインタレスト」が「小区域別のインタレスト」に変更されて表示されます。選択した国をより細かく区分した地域ごとに、指定したキーワードの検索回数のボリュームが多いところを順番に表示しています。今回は「日本」を選択しているので、都道府県別で検索回数のボリュームが多かったところから順に表示されています。

検索条件を変更する(4)

期間を設定する

次に期間を変更してみます。対象の期間はデフォルトでは「過去12ヶ月」のデータが対象となっています。他の期間のデータを取得するには次のところにあるドロップダウンメニューで期間を選択してください。

検索条件を変更する(5)

検索条件を変更する(6)

Google トレンドは 2004 年からのデータを持っているので指定できる期間は 2004 年 1 月 1 日から現在までです。では「過去7日間」に設定してみます。

検索条件を変更する(7)

次に「2004-現在」に設定してみます。

検索条件を変更する(8)

また「期間を指定」を選択することで、任意の期間のデータを対象することができます。

検索の種類を設定する

最後に検索の種類を変更してみます。デフォルトでは「ウェブ検索」となっています。他に「画像検索」「ニュース検索」「Googleショッピング」「YouTube検索」から選択することができます。

検索条件を変更する(9)

例えば「旅行」というキーワードで「ウェブ検索」を対象とした場合と「YouTube検索」を対象とした場合の検索数の推移をそれぞれ見てみます。

検索条件を変更する(10)

検索条件を変更する(11)

このように画像検索や YouTube での検索回数の推移を確認されたい場合に検索の種類を変更してみてください。

GoogleトレンドのデータをTwitterで共有する

Google トレンドのデータは Twitter や Facebook で共有することができます。今回は次のデータを例に Twitter で共有を行ってみます。

GoogleトレンドのデータをTwitterで共有する(1)

SNS でデータを共有するにはグラフの右上に表示されている次のアイコンをクリックしてください。

GoogleトレンドのデータをTwitterで共有する(2)

共有先を選択する画面が表示されます。今回は「Twitter」をクリックしました。

GoogleトレンドのデータをTwitterで共有する(3)

同じブラウザで Twitter にログインしている場合にはすぐに共有するツイートの作成画面が表示されます。ログインしていない場合には最初にログイン画面が表示されるので、 Twitter にログインするとツイートの作成画面が表示されます。必要であれば編集を行った上で「ツイートする」をクリックしてください。

GoogleトレンドのデータをTwitterで共有する(4)

Google トレンドのデータを Twitter で共有することができました。

GoogleトレンドのデータをTwitterで共有する(5)

Googleトレンドのデータをブログの記事に埋め込む

現在表示している Google トレンドのデータを Web サイトやブログの記事に埋め込みたい場合には、グラフの右上に表示されている次のアイコンをクリックしてください。

Googleトレンドのデータをブログの記事に埋め込む(1)

埋め込んだ場合のプレビュー画面、および植え込むためのコードが表示されます。またデータを常に更新するか、それとも現時点でのデータを固定で表示するかを選択することができます。

Googleトレンドのデータをブログの記事に埋め込む(2)

実際に下記にコードを埋め込んでみました。

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Google トレンドのサービスを使って、一つまたは複数のキーワードの検索回数の推移を調べる方法について解説しました。

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( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

初心者~中級者の方を対象としたプログラミング方法や開発環境の構築の解説を行うサイトの運営を行っています。