ホスト名によるアクセス設定(hostsファイル)

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ローカル環境に Apache をインストールした場合、ローカルループバックアドレスである 127.0.0.1 へアクセスすることで Apache へアクセスすることができます。また localhost へアクセスした場合も同じです。ここでは hosts ファイルを使い任意のホスト名を使って Apahe へアクセスできるようにする設定方法について解説します。

localhostとループバックアドレスの関係

Apache をローカル環境へインストールした場合にブラウザからアクセスする場合には、自分自身を表す localhost が使われます。また localhost 以外にも 127.0.0.1 でもアクセスは可能です。

hostsファイルを使ったアクセス設定(1)

hostsファイルを使ったアクセス設定(2)

また IPv6 のアドレスである ::1 でもアクセス可能です。( IPv6 のアドレスをアドレスバーに入力する場合は [::1] のように括弧で囲う必要があります)。

hostsファイルを使ったアクセス設定(3)

127.0.0.1 や ::1 はローカル・ループバック・アドレスと呼ばれるアドレスで、自分自身を指す特別な IP アドレスです。

正確には 127.0.0.1 から 127.255.255.254 までのアドレスがすべてローカルループバックアドレスとして使用できます。 IPv6 のローカルループバックアドレスは ::1 の一つだけです。

Apache をクライアントと同じパソコンで動かしている場合には 127.0.0.1 へアクセスすると自分のパソコンに対してアクセスされることになるため、結果として同じパソコンで動いている Apache へアクセスできることになります。

では localhost と言うのは何かというと 127.0.0.1 に対して設定されているホスト名です。その為、 localhost にアクセスすることは 127.0.0.1 に対してアクセスすることになり、結果として自分自身へアクセスを行います。

hostsファイルを使った設定

hosts ファイルは IP アドレスに対して ホスト名を設定することができるファイルです。この hosts ファイルを書き換えることで、ローカルループバックアドレスである 127.0.0.1 に対して別の名前を設定することができます。

hosts ファイルは C:\Windows\System32\drivers\etc に設置されています( Windows 10 の場合)。

hostsファイルを使った設定(1)

hosts はテキストファイルですので、テキストエディタで見ることができます。

# Copyright (c) 1993-2009 Microsoft Corp.
#
# This is a sample HOSTS file used by Microsoft TCP/IP for Windows.
#
# This file contains the mappings of IP addresses to host names. Each
# entry should be kept on an individual line. The IP address should
# be placed in the first column followed by the corresponding host name.
# The IP address and the host name should be separated by at least one
# space.
#
# Additionally, comments (such as these) may be inserted on individual
# lines or following the machine name denoted by a '#' symbol.
#
# For example:
#
#      102.54.94.97     rhino.acme.com          # source server
#       38.25.63.10     x.acme.com              # x client host

# localhost name resolution is handled within DNS itself.
#	127.0.0.1       localhost
#	::1             localhost

hosts ファイルは IP アドレスに対するホスト名を登録できます。書式は次の通りです。

IPアドレス  ホスト名

今回は hosts ファイルを編集して www.example.com を 127.0.0.1 へ割り当ててみます。管理者権限で起動したテキストエディタで hosts ファイルを開いたあと、次のように最後に 1 行追加しました。

# localhost name resolution is handled within DNS itself.
#	127.0.0.1       localhost
#	::1             localhost

127.0.0.1       www.example.com

ファイルを上書き保存したあとで、ブラウザのアドレスバーに www.example.com でアクセスしてみます。

hostsファイルを使った設定(2)

hosts ファイルで設定したホスト名で Apache へアクセスすることができました。

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hosts ファイルを使い任意のホスト名を使って Apahe へアクセスできるようにする設定方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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