Analyticsアカウント/プロパティ/ビュー(プロファイル)の違い

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Analyticsを利用する上でAnalyticsアカウント、プロパティ、ビュー(プロファイル)の3つの違いについて理解しておくことが必要です。ここではこの3つの違いについて簡単な例を使って解説します。

まず最初に「プロパティ」についてです。プロパティはデータを集計するまとまり毎に1つ作成します。

アクセス解析をする場合、一般的にブログやWebサイト単位でまとめてデータを集計することが多いかと思います。例えば2つのブログを運営している場合、ブログ[A]に含まれる各記事へアクセスされたデータはまとめて集計し管理するけど、他のブログであるブログ[B]へアクセスされたデータはブログ[A]のデータとは分けて管理した方が便利です。

そこで複数のブログを管理していてそれぞれのブログ毎に分けてデータを集計したい場合にはブログ毎に「プロパティ」を作成します。ブログ[A]用のプロパティ[A]、ブログ[B]用のプロパティ[B]といった具合です。

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プロパティを作成すると作成したプロパティ用の「トラッキングコード」が作成されます。トラッキングコードはプロパティ毎に異なり、プロパティ[A]で作成されたトラッキングコード[A]が対象のブログ[A]の各記事に挿入していきます。

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トラッキングコード[A]が挿入された記事へアクセスされたデータはプロパティ[A]に集められてきます。トラッキング[B]が挿入された記事へアクセスされたデータはプロパティ[B]に集められていきます。

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このようにプロパティをアクセス解析の対象となるブログやサイト毎に用意することで、収集したデータを分けて集計することができます。

プロパティを作成すると自動的にビューが1つ作成されます。ビューは以前はプロファイルと呼ばれていたものです。ブログやWebサイトからプロパティ宛てに送られてきたデータはビューに保存されます。

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自動的に作成されたビューは(後から設定を変更しなければ)プロパティ宛てに送られてきたデータが全て格納されていきます。このビューを元にしたレポートを作成することで全てのデータを対象としたレポートが作成できます。

では全てのデータではなく特定の条件に一致するデータを除外したり特定のディレクトリ以下のデータだけを見たい場合はどうすればいいかというと2つの方法があります。まず1つは全てのデータを格納したビューを元にフィルタをかけてレポートを作成する方法です。そしてもう1つは特定の条件に一致するデータだけを格納するビューをもう1つ作成する方法です。

Analyticsでは1つのプロパティ無いに複数のビューを作成することができます。プロパティ宛てに送られてきたデータは作成済のビューにそれぞれ格納あれていきます。作成するビューにはフィルターを設定し、特定の条件に合うデータだけを格納するように設定することができます。

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このようにプロパティ宛てに送られてきたデータはビュー毎に別々に格納されていきます。後からビューを追加した場合などは、ビューが作成された以降に送られてきたデータしか格納されていません。

全てのデータが含まれるビューがあるのになぜ一部のデータだけが含まれるビューを別途作成するメリットがあるのかというと、閲覧可能なユーザーを別々にビュー毎に設定できるためです。全てのデータが含まれるビューは管理者だけがアクセス可能で、一部のディレクトリ以下のページにアクセスがあったデータだけは担当者も閲覧ができるようにする、といった設定が行えます。

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自動的に作成されるビューに後からフィルタを設定することも可能ですが、フィルタされて格納されなかったデータは二度と取得することはできません。その為、最初に作成されるビューは全てのデータの保存場所として残しておき、フィルタされたビューが必要であれば別のビューを作成されることをお勧めします。

アカウントは複数のプロパティをグループ化するために使用します。1つのプロパティ毎に1つのアカウントを用意してもいいですし、複数のプロパティを1つのアカウントに関連付けることもでいます。

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Analyticsでは管理者の他にユーザーを追加することができます。各ユーザーにはアカウント、プロパティ、ビューの単位で権限を設定することが出来ますので、そういったことも考慮してプロパティをどのようにアカウントでグループ化するのかを決めて下さい。なお1つのアカウントの関連付けることができるプロパティは50個までとなっていますのでご注意下さい。

AnalyticsとAdSenseを連携させる場合、AdSenseアカウントと関連付けることができるAnalyticsアカウントは1つだけです。AdSenseを複数のWebサイトで利用している場合は各サイトを同じAnalyticsアカウントに関連付けておいて下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )

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