ディレクトリの作成(MD, MKDIR)

MD コマンドまたは MDIR コマンドを使用すると新しいディレクトリを作成することができます。ここではコマンドプロンプトにおける MD コマンドおよび MKDIR コマンドの使い方について解説します。

(Last modified: 2023年01月10日)

MDコマンドの使い方

MD コマンドを実行すると新しいディレクトリを作成することができます。書式は次の通りです。

MD コマンドの引数として作成するディレクトリのパスを指定します。パスは相対パスでも絶対パスでも指定できます。

なお MKDIR コマンドを使っても同じ結果となります。

新しいディレクトリを作成する

例としてカレントディレクトリが c:\test の時に report ディレクトリを作成するには次のように実行します。

コマンド実行前のディレクトリ構造はこのようになっていました。

MD コマンド実行後に確認してみると reort ディレクトリが作成されているのが確認できます。

※ TREE コマンドはディレクトリ構造を表示するコマンドです。詳しくは「ディレクトリ構造をツリー形式で表示(TREE)」で解説します。

なおすでに存在するディレクトリを作成しようとすると「サブディレクトリまたはファイル xxx は既に存在します。」と表示されます。

パスの中間ディレクトリを自動で作成する

例えば aaa\bbb\ccc ディレクトリのような階層が深いディレクトリを作成する場合、中間のディレクトリが存在していない場合は自動で作成します。つまり次の2つは同じ結果となります。

ではカレントディレクトリが c:\test の時に aaa\bbb\ccc ディレクトリを作成してみます。

TREE コマンドで確認してみると、中間ディレクトリである aaa ディレクトリも bbb ディレクトリもすべて作成されていることが確認できます。

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MD コマンドを使って新しいディレクトリを作成する方法について解説しました。