カレントディレクトリの表示(CD, CHDIR)

CD コマンドおよび CHDIR コマンドを使用すると現在のドライブのカレントディレクトリを表示することができます。ここではコマンドプロンプトにおける CD コマンドと CHDIR コマンドの使い方について解説します。なお CD コマンドはカレントディレクトリの変更でも使います。

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CDコマンドの使い方(カレントディレクトリの表示)

CD コマンドを実行すると現在のドライブのカレントディレクトリ(カレントフォルダ)が表示されます。書式は次の通りです。

CD

なお CHDIR コマンドを使っても同じ結果となります。

CHDIR

カレントドライブのカレントディレクトリを表示

現在のカレントドライブのカレントディレクトリを表示するには次のように実行します。

cd

カレントドライブのカレントディレクトリを表示(1)

カレントディレクトリが表示されました。

別のドライブのカレントディレクトリを表示

カレントドライブとは別のドライブのカレントディレクトリを表示するには次の書式を使います。

CD ドライブ名:

例えばカレントドライブがCドライブの時にDドライブのカレントディレクトリを表示するには次のように実行します。

cd d:

別のドライブのカレントディレクトリを表示(1)

※ カレントディレクトリはドライブ毎に管理されています。例えばCドライブとDドライブがある場合、CドライブとDドライブでそれぞれカレントディレクトリが記憶されています。

カレントドライブをDドライブに変更して確認してみると、先程表示されたディレクトリがカレントディレクトリになっていることが確認できます。

別のドライブのカレントディレクトリを表示(2)

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CD コマンドを使ってカレントディレクトリを表示する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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